逆指値注文の有効な使い方を、知らない人のためにおさらいしていきます。
まず、逆指値注文って何?
と思う方は、下記の記事を見てください。
利益を上手に増やすのが逆指値売り
僕が、一番逆指値売り注文を活用するタイミングは、
売りたい銘柄で、含み益が出ているけど、それ以上に利益を取りに行きたいときに活用します。
逆指値売り活用例
1000円で買ったA社の株が1100円まで上がった。
100円の利益が決まってるけど、この会社はまだ上がるぞ!
でも、利益は確実にほしいから、1070円で逆指値売り注文を出しておこう。
このように注文することによって、1070円になったときに決済してくれるので約70円の利益を取ることが出来ます。
「だったら、さっさと売っちゃったほうが良いじゃん」
こう思う人もいますが、今回のケースは、利益を大きく取りにいく場合です。
逆指値売りの金額は、株価によって変更するべし
ただし、株価が予想通り上げているのにも関わらず、逆指値売り注文の金額を変更しなくては、意味がありません。
僕が最近トレードした例を出して説明します。
逆指値売りの金額を適度に見直す例
インスペックの株を1049円で購入していました。
1週間ほどで、1100円を超え、5%近く株価があがったので、売却しようか悩みましたが、最近の乖離率が大きかったため、もう少し戻すと予想。
逆指値売りで1100円成行売り注文を出して様子を見ました。
すると、次の日に1150円まで株価が上昇、そのタイミングを見て、逆指値売りの金額を1130円に変更。
まだまだ上がるんではないか?と期待して逆指値売りの金額を引き上げて再度、ホールドすると決意。
しかし、そううまくはいかずに、株価は下落し、1130円を切ったところで、逆指値売り成行が決済されて1129円で売却し、80円の利益を取ることが出来ました。
夢を追い求める逆指値売り
僕は、この注文方法を、夢を求める逆指値売りと勝手にいっています。
株価が上昇する銘柄の中には、前日比が全くマイナスにならず、上昇し続ける銘柄も、たまに存在します。
上げ続ける銘柄を、すぐに売却してしまったときの後悔といったらはかり知れません。
だからこそ、逆指値売りを注文し、一定の利益は確保するけど、まだまだ上昇の夢は捨てないよ?
という投資スタイルが、逆指値売りをすることで、できるようになります。
現実、先ほど上げた例を見ても、1100円で売ろうと思ったけど、逆指値売り注文をすることで、結果29円高い金額で売ることに成功しています。
逆指値は、成行にするべし
流動性が多い銘柄の場合は、別です。
僕は、流動性が低い銘柄を逆指値売りすることが多いので、指値注文にしていると、指値で売りに出している人が居なくて、決済スルーされて、
「あれ?逆指値注文してたはずが、売れてないぞ!!!」
なんて出来事が起こってしまうことがあります。
実際に僕が体験した体験談 → ~失敗談~ 逆指値を指値でするのは注意!
投資で大切なことは、戦う武器を増やすこと
僕は、投資をしていく中で、戦える武器を増やすことが最も大切だと思っています。
その1つが、逆指値注文だったり、ナンピン買い、押し目買い、優待クロス取引です。
今回紹介はしていないですけど、気になった方がいましたら、上記の記事を読んでみてください。
変化していく相場の中で、このやり方だったら勝てる。 という投資スタイル。武器を見つけてください。
その武器の一つとして、逆指値売りが参考になればと思い今回は書かせていただきました。