株主優待クロス取引とは?
信用売りを活用した、現物取引と信用取引を同時に行う取引手法。
要は、買いたい優待会社の権利付き最終日前、前場か後場の寄り付きに、「現物の買い注文」と「信用の売り注文」を同株数、成り行きで注文を入れること。
株式売買手数料はコストとなるが、値動きによる損失のリスクはないため、 低コストで株主優待が取得できる。
優待クロス取引のリスク
- 売買手数料
- 信用取引の貸株料
- 逆日歩
- 配当金等の受払い
優待クロスには4つのリスクがある。
中でも一番注意しなくてはいけないリスクが、逆日歩。
逆日歩の値段は取引翌営業日に行われる入札で決定する。
日証金のホームページや証券会社のメンバーサイトなどで「証金残」として日々公表されるため、貸株残高が融資残高を上回っていないか?
など直近の需給をチェックすることで逆日歩はある程度予想できる。
ただ単に優待クロス取引をすれば 無料で株主優待を取得できるわけではないので要注意。
リスクを理解した上で優待クロス取引をして お得に株主優待をゲットしてみてはいかがですか?