外部の不正アクセスで仮想通貨取引所大手コインチェックから巨額の仮想通貨が流出し、仮想通貨に関しての知識がない人が、状況を理解できていないようなので、だれにでもわかるように簡単にここで説明していきたい。
仮想通貨が悪いわけではない。
まず、これだけははっきりしてます。
仮想通貨が悪いわけではありません。
問題があるのは、コインチェックという仮想通貨交換業者です。
じゃあ、ビットコインって何なの?
私達は普段、円というお金を使っています。
しかし、世の中には円以外にも通貨があることを知っていると思います。
例を出すと、
- 円
- ドル
- ユーロ
- 元
- ランド。。。etc.
これらは、通貨として多くの人に認められ、必要に応じて交換して使用していると思います。
そしてこれらのお金のことを「通貨」と呼んでいます。
では、ビットコインはなに?
仮想通貨の一種です。
円は?何?って言っているようなものです。
仮想通貨の種類を大雑把に上げると
- ビットコイン
- イーサリアム
- NEM
- LISK。etc.
などなど種類があります。
そして今回のコインチェックで話題になった仮想通貨はNEMという仮想通貨です。
コインチェックの問題ってなに?
今度は、コインチェックで起きた問題をわかりやすく解説したい。
まず、銀行で例えてみてください。
ここではみずほ銀行を例にして説明します。
例
みずほ銀行は、色んな通貨をお客さんから預かっています。
円はもちろん、ドル、ユーロを、みずほ銀行は、金庫に保管していました。
ですが、ある日、金庫を見に行くと、ユーロがありません。
そしてみずほ銀行は、ユーロが誰かに盗まれてしまった事実を知りました。
原因が分からないから、とりあえず全通貨の入出金を禁止しなくては。
こんな状況です。
コインチェックで説明すると、お客さんから預かっていたNEMという仮想通貨を、誰かに盗まれてしまった。
という単純な事件です。
まあ600億もの仮想通貨が盗まれてしまったので、コインチェックに避難が集中してますが、一番悪いのは盗んだ人だと思います。
3億円事件
三億円事件(さんおくえんじけん)は、東京都府中市で1968年12月10日に発生した、窃盗事件である。三億円強奪事件ともいわれる。1975年(昭和50年)12月10日に公訴時効が成立し未解決事件となった。
誰もが一度は聞いたことある事件ではないでしょうか?
要するにこれに似たような事件が起きたってことなんですよね。
600億事件って注目されて、犯人逮捕に向けて協力者が出てもいいはずの事件です。
確かに、セキュリティをないがしろにしていたコインチェックも悪いと思いますが、間違ってほしくないのは、コインチェックの内部の人が不正をしたわけではないということ。
単に、技術がなかった。というだけ。
仮想通貨で何か問題があると、マウントゴックスの事件を思い出す人も多いと思いますが、この事件は内部の人間の横領があったとされています。
詳しくは→Wikipedia
仮想通貨は悪くないよ
最後になりますが、何が言いたかったの?と聞かれると
仮想通貨が悪かったわけじゃないよ。
交換業者に問題があっただけだよ。
ということ。
ICO含め仮想通貨には期待しているので、このサイトを見てくれている人には、誤解してほしくなかったので書かせていただきました。
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