Facebook、Google、apple。三社は、世界最大規模で人々の生活に大きな影響を与えている企業だと思っている。それらの会社が、2016年どのようなことを考え、行動に移して来たのか、僕は気になった。だから今回の記事ではそれらをまとめていきたい。
世界を代表する企業は何を見据える?
企業を急速に大きくしていくには、買収をしていくのが手っ取り早い。特に、資金をたくさん持っている企業は、数多くの企業を買収して急速に事業を拡大していく。日本の企業でも孫正義率いるソフトバンクグループは、世界を代表する規模の投資を行っており、最近は、3.3兆円でARMという英半導体設計大手の会社を買収して、世界を驚かせた。
そして、ARMの買収で半導体設計が今後のソフトバンクの経営に大きく影響を与えることが分かると思う。
だとしたら、各三社が2016年買収した企業も見ていきたい。
Facebookが買収した企業
- MSQRD (動画フィルターアプリ)
- Two Big Ears (VR音響技術開発)
- Eyegroove (ミュージックビデオ作成アプリ)
- Nascent Objects (プロトタイプ製造プラットフォーム)
- Infiniled (低消費電力、LEDディスプレイ)
- Faciometrics (顔画像解析)
- Zurich Eye (コンピュータービジョンカンパニー)
- CrowdTangle (ソーシャルアナリティクスツール)
Googleが買収した企業
- BandPage (オンラインミュージックプラットフォーム)
- Ple (業務用チャットアプリ)
- Synergyse (Google Appsのトレーニングサービスの提供)
- Webpass (高速インターネットサービスプロパイダ)
- Moodstocks (機能学習によるスマホの動画認識技術)
- Anvato (オンライン画像配信、収益化サポートPF)
- Klfi (リンク集レコメンデーション)
- Launchkit (アプリのローンチツール)
- Orbitera (クラウド・ソフトウェアのオンラインツール)
- Apigee (API開発および管理ツール)
- Urban Engines (位置情報分析)
- API.AI (Botエンジン開発)
- FameBit (インフルエンサーマーケティングPF)
- Eyefluence (VR/AR視線操作技術)
appleが買収した企業
- Emotient (感情人認識の人工知能)
- LearnSprout (教育テクノロジー)
- Flyby Media (AR技術)
- Legba Core (ファームウェアセキュリティ)
- Carpool Karaoke (TV番組)
- Uber China (配車アプリ)
- Turi (人工知能、機械学習)
- Gliimpse (医療データ管理)
- Tuplejump (マシーンラーニング、機械学習)
Facebook8社、Googleが14社、そしてappleが9社買収していています。
AI(人工知能)の買収が目立つ
3社とも、人工知能に関する企業を買収しているイメージを受ける。
appleの買収は、配車サービスのUberの中国事業を買収していて、新規事業として配車サービスに力を入れたいのかな?という思惑も感じるが、基本的には、各社のメインサービスに人工知能を加えてサービスの拡大、充実を目的に買収を行っているように感じる。
ただ、買収している企業をみていても、人工知能への期待度は各社大きいようだ。
日本でも、人工知能を用いたサービスは徐々に広まっている。
ロゼッタという企業は、人工知能を使った翻訳サービスを展開しており、今年株式が上場され大きく注目を集めた。
先のことは、わからないかもしれないけど、そんな時世界を代表する企業を参加して、自分がどのようなことをしたいか迷ったりしている人は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
コメント
[…] また、こちらのサイト様でアップル、グーグル、フェイスブックの買収企業比較を行っていて、大変参考にさせていただきました。AI関連の事業が多めで、アップルに関しては中国Uberの買収が目に止まりました。 […]
ありがとうございます!!!今後も参考になる文章を書いていくのでよろしくお願いします。