時価総額が小さい会社を買うことはあまりよくない?
単純に僕が疑問に思ていたことなんだけど、リスクを把握した上で投資を行えば何も問題ないと感じた。そこでリスクを上げてどのような可能性があるのか調べてみることに。
時価総額が低い企業に投資するのはリスクなのか?
時価総額が低いデメリット
- 流動性が低い
- TOBの可能性がある
調べてみてもこのくらいだと思いました。
流動性が低いデメリットは?
時価総額が低い株は流動性が低く、売りたいときに売れないことがあります。
売れないということは、急に現金が必要になったときに株を売って現金を作ることが出来ないため資産として安全かといったら安全ではないと思います。
・時価総額が小さいメリットも!ファンドや機関投資家は時価総額が低いと買えない
売りたいときに売れない。ということは、当面売る必要のないお金で投資する場合は、流動性が低いというデメリットは気にならないと思います。
時価総額が低いという理由だけで投資をすることが出来ないファンドや機関投資家も多く存在するので、ファンドや機関投資家が仕込む前に、個人投資家が買いこむことが出来ます。
ひとたび話題になれば大きく株価が向上する可能性も秘めているのが魅力の一つです。
TOBが行われるといけないのか?
TOBとは企業買収のことです。
で、ここでの話題はTOBは投資家に取ってマイナスになるのか?ということ。
直近アデランスのTOBが行われ話題を集めました。なんで話題になったかというと、株価が下落し続けて底値付近でTOBが発表されたため、今の株価にプレミアが付いたとしても損をしてしまう投資家がほとんどだったから
1100円で株買ってたので、TOBが620円なら損したなぁ>アデランスを追い詰めたかつら市場の"激変" MBOによる上場廃止の裏に「女心の変化」 https://t.co/mxHHVxWVgU @Toyokeizaiさんから
— 伊藤こうじ (@gwashi) October 23, 2016
がしかし基本的にはTOBが発表された場合、プレミアがついた価格で買収が行われるため既存の株主にとってマイナスになることはありません。
だからこれに関しても個人投資家にとっては、デメリットというよりメリットに感じます。ただし経営者にとっては、時価総額が伸びないということは、買収されるリスクが高いということになります。
リスクを把握したうえで時価総額の低い会社に投資しよう
バフェットの本を読んでから時価総額が低い会社の株を買うのに少し抵抗があったんですが、個人投資家にとってはリスクを的確に把握して投資をする場合、メリットも多いことに気が付きました。
良い株を見つけた時、時価総額が低くてリスクが大きいかな。
なんて理由で購入することをあきらめていた人が居たら、是非リスクを把握したうえでご検討してみてはいかがですか?